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通常、金型製作やプラスチック形成業者に依頼したあと、専門業者に依頼して加飾を施していきます。しかしこの場合は、複数業者との取引が必要となり、製品の完成までに時間もコストもかかることになってしまいます。

弊社であれば、形成からあらゆる加飾まで対応可能です。作りたい商品に最適な工法等を思案し、完成までのお手伝いをさせていただきますので、複数企業とのやり取りの手間やコストが抑えられるため、より効率的に製品のご提供をさせていただけます。全ての工程を提案できる弊社にぜひお任せください。

印刷工法

グラビア印刷

グラビア印刷

グラビア印刷は、凹んだ部分にインキを入れて紙などに圧着させて印刷する「凹印刷」に分類される印刷方法です。グラビア印刷は、以下の手順で印刷を行っていきます。

  1. グラビア版シリンダ(版胴)を回転させる
  2. 回転させたシリンダについているインキ溜めにインキを浸し、版のくぼみをインキで満たす
  3. 「ドクターブレード」(余分なインキを掻き落とす装置)に通し、セル以外に付着したインキを落とす
  4. 圧着ローラーとシリンダでフィルムを挟み、インキをフィルムへ均一に転移する
  5. インキを乾燥させて別の層のインキ移転に進み、同じ工程を行う

グラビア印刷は凹版部の深さや形状に融通が利きやすく、細かい濃淡の表現を再現しやすいところが大きなメリットです。版の耐久性が高く、大量生産に向いた印刷方法です。

主な印刷媒体と製品例

主な印刷媒体 フイルム
製品例 包材・転写箔・シュリンク、等

シルク印刷

シルク印刷
シルク印刷

シルク印刷はシルクスクリーン印刷とも呼ばれており、以前版が絹で作られていたことが由来になっています。シルク印刷をするときは、以下の手順で印刷を行っていきます。

  1. シルクの網目のような穴が空いている版を用意する
  2. インキを通さない穴を乳剤で塞ぎながらデザインを描いていく
  3. 穴からインキをヘラで押し出す
  4. 複数色を使用するときは色の分だけ版を作成して同じ作業を繰り返す

シルク印刷のメリットは、厚みや立体感を出して色鮮やかに印刷ができる点です。転写ではなくインキを落として乗せていく印刷方法になりますので、印刷物が沿ったり変形したりすることはありません。

また、色を上から重ねておくため、何色か重ねても影響を受ける頃がないところが特徴です。気温変化や紫外線による劣化が起こりにくい点、雨風に強い点もシルク印刷のメリットです。

主な印刷媒体と製品例

主な印刷媒体 フイルム
製品例 カード・板材・成型品、等

オフセット印刷

オフセット印刷

オフセット印刷とは、版につけたインキを「ブランケット」と呼ばれるゴム版などに転移し、ブランケットを介して紙などに転写する平板印刷の方法です。平版印刷は、画線部と非画線部に凹凸をつけて版式に比べると解像度が上がりやすくなっています。生産効率が高い一方で、版が必要になるため小ロットの生産には向いていません。

オフセット印刷は、非常に高品質に仕上がります。インキが転写されたブランケットのゴムの弾力によって紙とインクがしっかりと密着するため、写真や絵もきれいに表現可能です。

主な印刷媒体と製品例

主な印刷媒体 紙
製品例 出版・カタログ・商品券、等

インクジェット印刷

インクジェット印刷とは、CMYKの4色のインクを霧状にして直接物体に吹き付けることで印刷する加飾方法です。「版」を作成する必要がないため、小ロットの生産に適した印刷方法になっています。

インクを吹き付けただけでは定着率が悪いため、印刷した形成品に表面処理を施したりUV硬化型のインクを使用したりする必要があります。印刷物が制限されにくく、ボールなどの局面にも加飾が可能です。

インクジェット印刷は、データなどの画像ファイルをインクジェットプリンターでインクを霧状にして噴き付け、製品に直接印刷する方法です。噴き付けるインクの量や密度を調整することが可能なので、もとのデータに近いフルカラーの印刷ができます。

インクをただ噴き付けただけでは定着しにくいため、時間をかけて内部に染み込むインクや乾燥させて安定させるインク、UVによって硬化させるインクなどを使用していきます。オフセット印刷に比べて耐候性が高く、製品によっては直射日光のもとでも3~5年印刷した状態をキープすることが可能です。

主な印刷媒体と製品例

主な印刷媒体 紙・フイルム・布
製品例 布・紙・成型品、等

加飾工法

転写

転写とは、凹版印刷の一種であるグラビア印刷を施したフィルム状の「転写箔」を、ゴムロールで加熱加圧することによって施す加飾のことを指します。加工代が安く円周にも転写が可能ななため、量産に向いた加飾の方法です。転写の際は「転写機」とグラビア印刷の印刷時に使用する「版」が必要となりますが、業者によっては版が不要で小ロット対応の転写箔を導入しているところもあります。

ちなみに印刷のときに機能性のある層を印刷すれば、耐溶剤性や耐擦傷性、導電性などの機能を付加することもできます。ホットスタンプとは異なり、4色分解印刷やグラデーションの表現が得意な加飾方法です。

同時形成

同時形成

同時形成とは、グラビア印刷したフィルム状の「同時形成箔」を専用金型内に挟んで、3D形成とともに加飾することを指します。箔送り装置とグラビア印刷の「版」が必要になりますが、業者によっては版が不要で小ロット対応の転写箔を導入しているところもあります。

3D形状の形成と表面への加飾が同時に可能なため、大量生産時のコストと工数を大幅に削減することが可能です。専門性が高く形成から加飾まで同時に行える上に、さまざまな意匠に対応できる点が特徴です。

ホットスタンプ

ホットスタンプとは、グラビア印刷したフィルム状の「金属箔・単色箔」をラバーや刻印で加熱加圧することによって施す加飾のことを指します。グラビア印刷に分類されますが、単色であるため「版」が不要な加飾になっています。金属箔を使用する場合、金属光沢がそのまま転写されるため、インキでは表現できない光沢感が出るところが特徴です。

ホットスタンプに使われる箔には溶剤が含まれず、乾燥工程が不要です。さらに廃棄物も少ないため環境に優しい印刷方法です。加工代も安く、非常に量産に適しています。

インサート形成

インサート成形

インサート形成は、シルク(スクリーン)印刷を裏刷りした「フィルム」を使用した、形成と加飾を同時に行える形成のことを指します。フィルムを形成品の形状に絞る「フォームング」を行って、金型に入れてから樹脂などを注入して形成していきます。シルク印刷のため、印刷時に「版」が必要になる加飾方法です。

表面保護性とデザイン性、量産性が非常に高いところが特徴です。同時形成よりもさらに深絞りの製品に適しており、複雑な形状にも対応できます。

タンポ印刷

タンポ印刷

タンポ印刷とは、凹版上のインキをシリコン製のパッドに一次転写し、印刷物に転写を行う加飾方法のこと指します。

フィルムが不要なため、小ロットの生産に適した印刷方法です。

使用するパットの形状や材質、硬さが選択可能で、凹凸のある物体にも加飾できます。3D形状であっても、細かい文字や複雑なロゴマークを表現しやすいところが大きなメリットです。

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